皆さん、こんばんは。水野修矢です。

ここ最近、多くのメンバーの学習が目に見えて上達しているのを感じ、とても嬉しく思っています。

経験のある方々は、学んだ内容を実際の投資に活かしながら、個別株・暗号資産・為替などの市場で積極的に取引を行い、短期間で良い成果を上げているようです。

一方で、新しく参加されたメンバーの皆さんも学習意欲が非常に高く、毎晩私の講義を視聴したあとに、その日の学びや気づきを自分なりにまとめて送ってくれる方が多くいらっしゃいます。

とても素晴らしいことです。

もちろんメッセージの数が多い日はすぐに返信できない場合もありますが、必ずすべて目を通しています。

皆さんからのご質問には、順次しっかりと返信し、できるだけ具体的なアドバイスや操作の方針をお伝えしていきますので、どうぞご安心ください。

投資というのは、皆さんが思っているほど難しいものではありません。

まったく投資をしたことがない初心者の方でも、これまでうまくいかなかった経験者の方でも、「投資の本質」を正しく理解できれば、安定して利益を上げることは十分に可能です。

以前お話ししたように、投資の本質はとてもシンプルです。

それは「安く買って高く売る」、つまり売買の価格差(差益)で利益を得ることです。

この考え方は、日常の商売とまったく同じです。

例えば、Aさんが卵の商売をしているとします。

仕入れ値が1個20円、売値が35円なら、その差の15円がAさんの利益になります。

投資の世界でも同じです。

株式、為替、ビットコインなど「商品」の値段は、常に市場の中で変動しています。

仕入れ(買い)の値段が安く、売る値段が高ければ、その分利益は大きくなるわけです。

では、どうすればその「値段の変化」を正確に読み取れるのか?

そのために私たちはローソク足を学ぶのです。

ローソク足は価格の動きを可視化した“市場の言葉”であり、買い手と売り手の力関係を示しています。

ローソク足(ケイセン)の仕組みを理解すれば、「どのタイミングで買うか・売るか」が見えるようになり、同時に「投資の本質」そのものを理解できるようになるのです。



一般的に、各ローソク足には実体とヒゲがあります。

実体は始値と終値の価格差を示し、ヒゲは高値と安値の範囲を表します。

上図の陽線のように、ローソク足はシンプルかつ直感的に、商品や資産の価格変動を可視化しています。

ローソク足チャートは多数のローソク足で構成され、それぞれのローソク足が一定期間の価格推移を表しています。

ローソク足チャートが重要とされる理由は、単に価格変動を示すだけでなく、市場参加者の心理や行動パターンを反映している点にあります。

価格の変動とは、買い手と売り手の力のせめぎ合いそのものです。

ケイセンの形状の違いは、その力関係の変化を視覚的に表したものです。

たとえば、実体の長いローソク足は、強いトレンドを示し、買い方または売り方のどちらかが優勢であることを意味します。

一方、実体の短いローソク足は、市場が迷いや不確実性の中にあることを示します。

また、ヒゲの長さは価格変動の大きさを示すとともに、その期間中における買い方と売り方の攻防を表しています。

したがって、ケイセンは単なる図形ではなく、「市場の言語」と言えます。

ケイセンを読み解くことは、すなわち市場の感情を理解することにほかなりません。

図のとおり、日経平均は水曜日に大陽線を形成しましたが、木曜日は小陽線にとどまりました。

水曜日の陽線は強いトレンドを明確に示していますが、木曜日の小陽線は市場に不確実性と逡巡が広がっていることを示しています。

そのため、本日の下落は十分に説明できる動きです。

ローソク足によって市場の状況を直感的に把握でき、今後の価格動向を予測しやすくなります。

もし日経平均の下落を予想するのであれば、翌日における下落余地はどの水準まで想定すべきでしょうか?



毎朝、赤木さんは日経平均の見通しをお伝えし、サポートラインとレジスタンスラインの水準も非常に正確に提示しています。

ここ数日もお話ししているとおり、図のように短期の15分足や5分足で売買の位置を探します。

たとえば本日の日経平均では、サポートラインが47515円、レジスタンスラインが48176です。

ここまで細かく予測できる主因は、直近の高値が48274円(図中の赤いマーク)にあるためです。

一方、直近の安値も47520円付近(図中の黄色のマーク)にあります。

本日の価格がレジスタンスラインまで反発しても上抜けできない場合は、空売りを検討できます。

したがって、サポートラインとレジスタンスラインは最もシンプルでありながら実用性の高い見立ての方法です。

サポートラインとレジスタンスラインの分析を終えれば、具体的な取引運用はとてもシンプルになります。

本日の日経平均を例にすると、図中の赤いマークのレジスタンスラインで売り、サポートライン付近、すなわち本日の安値近辺で決済すれば、値幅の差益を得られます。

あらかじめ提示したレジスタンスラインとサポートラインを基準にすると、差益は48140−47515=625円になります。

この分析手法はあらゆる投資対象に適用できます。

この方法を習得すれば、基礎知識の土台が整い、初歩的な取引での収益達成に役立ちます。

この分析手法はあらゆる投資対象に適用できます。

この方法を習得すれば、基礎知識の土台が整ったことになり、初歩的な取引利益の獲得に役立ちます。

以上の内容は、過去の価格変動を分析して将来の価格推移を見立てるもので、テクニカル分析に該当します。

本手法は、市場における価格や出来高のパターンが反復すると考えます。

たとえば、高値・安値は将来のレジスタンスラインやサポートラインとして機能しやすいという前提です。

したがって、チャートパターン、トレンドライン、各種テクニカル指標といったツールを用いて、将来の価格動向を補助的に予測します。

テクニカル分析の目的は、過去のプライスアクションに基づいて将来の価格変動を推定し、その見立てに沿って買い・売りの意思決定を行うことにあります。

今後は、テクニカル面の具体的な分析手法について段階的に解説してまいります。

テクニカル分析以外にも、もう一つの分析手法があります。

卵を例にとって説明します。

どのような事象やデータが卵価格の動向に影響するでしょうか。

たとえば、突然の鶏の伝染病発生により産卵量が減少すれば、卵の価格に影響が及びます。

さらに、昨年の鴨の卵の市場生産量が1億だったのに対し、今年は2億に増加した場合、供給過多となって鴨の卵価格は下落しやすくなります。

そして、鶏の卵と鴨の卵は同一カテゴリーの商品で相互に影響し合うため、鶏の卵価格も連れ安くなる可能性があります。

このように、生産データ、業界動向、需給関係といった要因を分析して価格トレンドを判断する手法を、ファンダメンタルズ分析と呼びます。

同様に、本日の日経平均の動きをファンダメンタルズ分析で考えてみます。

まずは「鴨の卵が鶏の卵に影響する」論理に沿った同種商品の相関という観点です。

昨夜は米主要3指数がそろって下落し、日本株式市場と米国株には強い連動性があるため、本日の日経平均の下押し圧力は主として米国市場の影響に由来します。

一方で、FRBの利下げ期待は株式市場の下支え要因でもあります。

これはどのように理解すればよいでしょうか。

生活の例で説明します。

仮にAさんが1万円を持って卵を買いに行き、普段は鶏の卵と鴨の卵を半分ずつ購入しているとします。

きょう鶏の卵が突然半額になったなら、Aさんは鶏の卵を多めに買うはずです。

資金の流れも同じ原理で、金利が低下すると債券利回りが下がり、一部の資金は債券市場から流出して、相対的に期待収益の高い株式市場へとシフトしやすくなります。

だからこそ、利下げは一般に株式市場にとってプラスに働くのです。

当然、金利の影響には多面的な側面があります。

たとえば、高金利は企業の資金調達コストを押し上げて利益率を圧迫しますが、低金利は企業負担を軽減し、設備投資や個人消費を促進します。

現在、日本株に最も大きな影響を与えているのは、FRBの利下げ期待によるポジティブな効果であり、米中貿易摩擦や国内政治が不確実性をもたらしています。

短期的には、外部要因によって投資家心理が揺れ動き、相場は軟調になりやすいです。

一方、長期的には、技術革新が株式市場の上昇を牽引する中核的なドライバーであり続けます。

したがって、すでにテクノロジー関連株を保有しているメンバーの方は、腰を据えて保有を継続してください。

短期的な変動は恐れる必要はありません。

方向性が誤っていなければ、引き続き保有で対応できます。

ご自身のポジションについてご不明点がありましたら、コメントをお寄せください。

実のところ、投資の学習は想像されるほど複雑ではありません。

価格変動の鍵となる要因を的確に押さえ、それらを体系的に分類・整理できれば、将来の価格動向をより精密に見立てることができます。


保有銘柄の4565ネクセラファーマを例にします。

図中の黄色い丸で示した4カ所をご覧いただき、昨日お話ししたローソク足のポイントを振り返ります。

高値圏の上ヒゲ陰線は天井サインであり、その出現後に株価はしばらく下落局面をたどりました。

ただし、この天井サインが出る前には一定期間の上昇があり、その上昇波動の起点にはちょうど下ヒゲ陽線が出現しています。

上ヒゲ陰線と下ヒゲ陽線は示唆が対照的なローソク足で、高値圏の上ヒゲ陰線は下落優位を、安値圏の下ヒゲ陽線は上昇優位を示唆します。

あわせて、本銘柄は上昇トレンドにありますので、価格がサポートラインまで押し目をつけた局面で下ヒゲ陽線または下ヒゲ陰線が現れた場合は買いシグナルと判断できます。

上昇トレンドである以上、保有を継続して問題ありません。

さらに理解を深めていただけるよう、別のケースもご紹介いたします。


4911 資生堂について、皆さまの参考用として共有します。

これは私の講義でお伝えしているローソク足の知識を実践し、テクニカル分析の有効性がどの程度かを確認していただくためです。

昨夜この銘柄を選定した時点では、企業の売上などのファンダメンタルズは一切確認しておらず、他のテクニカル指標も参照していません。

日足と週足のケイセンパターンのみを見ました。

なぜこの銘柄を選んだのか、判断根拠を説明します。

前回の上昇局面では、株価はおよそ2,200円から2,700円まで上昇し、上昇率は約22%でした。

今回、下ヒゲ陽線が出現した価格帯はおよそ2,300円で、昨日時点の株価は2,650円、上昇率は約15%です。

つまり上昇幅はまだ明確に不足しています。

昨日のケイセン構造から判断すると、現時点の上昇モメンタムは依然として維持されており、価格には引き続き上値余地があると見ています。

言い換えれば、本銘柄の上昇トレンドはまだ終了しておらず、今後の展開も引き続き注目に値します。


これは本日の価格推移で、昨夜の私の見立てどおり、動きは完全に想定に合致しました。

図中で私がマークした位置をご覧ください。

ちょうどトレンドラインのサポートライン上で、ケイセンが下ヒゲ陰線を形成しました。

このようなローソク足パターンが安値圏で出現する場合、株価に強い上昇意欲があることを示唆することが多いです。

加えて、トレンドライン自体がサポートとして機能するため、上昇に転じる確率は自然と高まります。

これが私が当時この銘柄を皆さまに共有したロジックです。

こうした事例を通じて、学習の過程で理論を実際の相場に当てはめて検証していってほしいと思います。

実践を通じてこそ、テクニカル分析の威力を真に体感できます。

ケイセン、トレンドライン、サポートラインとレジスタンスラインの関係を読み解けるようになると、市場のロジックは非常に明瞭に見えてきます。

たとえば先にお伝えしたとおり、レジスタンスライン付近で上ヒゲ陰線が出現すれば、価格は反落しやすい一方、サポートライン付近で下ヒゲ陽線が出現すれば、価格は反発しやすいです。

つまり売買ポイントは非常に明確になります。

トレンドライン、サポートライン、レジスタンスラインの分析を組み合わせれば、上値余地と下落リスクを直感的に把握できます。

そして本日、この銘柄は前回のレジスタンスラインをブレイクしており、短期的にさらに上値を試す余地があることを示しています。

皆さまは私がお伝えした手法に沿って銘柄を選定してみてください。

選定後は対象銘柄を私にお送りいただければ、買いタイミングの適否を分析してお伝えします。

これこそが実戦的な指導の意義です。

価格の上げ下げは市場の需給変化を反映します。

買いが強いと価格は上昇し、売りが強まると価格は下落します。

ローソク足における長いヒゲや実体の変化は、市場の需給を示唆します。

たとえば、長い上ヒゲは売り圧力の強さを、長い下ヒゲは買いの下支えの強さを示す可能性があります。

総じて、ケイセンの考え方は市場の価格行動や参加者の心理状態を可視化し、トレーダーに市場の動態への深い理解を提供します。

ケイセンは単に価格の変化を示すだけでなく、市場センチメントや需給関係の変化も明らかにし、より正確な市場予測や取引判断に役立ちます。

昨日はケイセンの知識のうち、上ヒゲ陰線を学びました。

本日はその内容と正反対のケイセンパターンである下ヒゲ陽線についてお話しします。

両者の意味は対照的です。

高値圏で上ヒゲ陰線が出現した場合は、株価が下落に向かう可能性が高く、安値圏で下ヒゲ陽線が出現した場合は、株価が上昇に向かう可能性が高いと考えます。

これらの理解は、相場におけるトップとボトムを判断するうえで非常に重要です。

多くの方はテクニカル分析を学び始めた当初、形や定義の暗記に偏りがちですが、本質はそれらの形が示す市場心理の変化を読み取ることにあります。

上ヒゲ陰線は売り圧力の増加と買いの弱まりを示し、下ヒゲ陽線は低位での資金の受け皿形成と買い圧力の強まりを示します。

ケイセンからこうしたシグナルを読み解けるようになれば、市場が見えてきます。

ただし、単一のテクニカルシグナルには常に誤判の可能性があり、100%の正確性を保証するケイセンパターンは存在しません。

したがって、トレンドライン、サポートとレジスタンスなどの手法を組み合わせ、総合的に判断することで、勝率を効果的に高めていく必要があります。

金融市場では、勝率が100%になることは決してありません。

私自身は三十年以上の投資経験がありますが、誤りを完全に避けられるとは言い切れません。

そのうえで、複数の手法を組み合わせてミスの発生率を引き下げるよう努めています。

勝率が80%を超えれば、年率換算のリターンは十分に高水準を目指せますし、もし90%超の勝率を維持できれば、数年の運用を経て経済的自由の実現も視野に入ります。

いま私が取り組むべきことは、皆さまに投資の正しい進め方を身につけていただくことです。

将来は、皆さまと共に実際の投資に取り組んでいくことを目指します。

前提として、グループのメンバーが私のお伝えする知識を着実に習得していることが不可欠です。

そうしてこそ、市場の変動に直面しても腹落ちした基準で冷静に対応できます。

したがって、この先の学習でも熱意を保ち、毎日学び、考える姿勢を継続してください。

正しい方法を習得できれば、投資の道における成功は時間の問題です。

ではこれからも一緒に頑張っていきましょう。


では今夜の講義はここまでといたします。

明日は週末で株式市場も休場となりますので、お休みの合間に、Zentara取引所のオンライン学習サイトにログインして講義内容をご確認ください。

グループ内での講義内容はすべて同サイトへアップロードいたします。

なお、オンライン学習サイトでの抽選企画も継続中です。

ぜひ積極的にご参加ください。

当選された方は速やかにアシスタントまでご連絡のうえ登録をお願いいたします。

賞品の手続きに関してご不明な点がありましたら、アシスタントへお問い合わせください。

今夜の懸賞クイズ

1,安値圏の下ヒゲ陽線は何を示しますか?

2,ローソク足チャートの基本的な考え方は何ですか?