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皆さん、こんばんは。赤木隆雄です。
今夜も皆さんと一緒に投資についてお話しできることを嬉しく思います。投資の本質や意味を、より深く理解していただければ幸いです。
先週は時間の都合により、投資理念の中で重要な「価値観」について十分にお伝えできませんでした。そこで今夜は、この「価値観」をテーマに取り上げ、皆さんに「正しい投資価値観」とは何かをしっかり理解していただきたいと考えています。
先週は、投資におけるいくつかの重要な基礎についてお話ししました。
具体的には「正しい投資マインドの持ち方」「市場の選び方」「リスク管理の方法」、そして「投資ポートフォリオの構築」です。
これらの内容は、一見すると少し退屈で基礎的に感じられるかもしれません。ですが、市場に入る前に投資家として必ず身につけておかなければならない、いわば基本中の基本です。基礎を固めないままでは、まるで土台のないところに家を建てるようなもので、市場でどれほど頭が切れる人でも、長期的に安定して立ち続けることは困難なのです。
価値観とは、投資家が市場を見る際の「物事の捉え方・角度」を指します。多くの人は「価値投資」と聞くと真っ先にウォーレン・バフェットを思い浮かべますが、厳密に言えばその概念を最初に体系化したのは彼ではありません。
バフェットの師であるベンジャミン・グレアムこそが源流であり、1949年に出版された著書『賢明なる投資家(The Intelligent Investor)』の中で、価値投資の枠組みを提示しました。その功績から、彼は「価値投資の父」と呼ばれています。
バフェットはこの思想に強く影響を受け、自らの実践と組み合わせることで、価値投資を大きく発展させたのです。
では、「価値投資」とは一体何を指すのでしょうか。
最もシンプルに言えば、価値投資とは「企業の本質的な価値を見極め、市場の毎日の値動きに振り回されないこと」です。
投資家は、市場によって一時的に株価が過小評価されている優良企業を見極め、その内在価値よりも大幅に安い水準で購入することを目指します。これは生活における買い物と同じ感覚です。誰もが「安くて質の良い商品を手に入れたい」と考え、セールや割引のタイミングを狙って購入します。
株式市場でも理屈は同じです。経営が安定し、キャッシュフローが健全で、成長性に優れた企業を探し出し、株価が本来の価値より割安な局面で買う。そして安値圏では複数回に分けて買い増す、これが価値投資の基本的な考え方です。
なぜこの方法が成功するのでしょうか。
それは、株価が常にさまざまな短期的要因に左右されるからです。政策の変化、景気サイクル、市場の感情などによって、株価は一時的に企業本来の価値から大きく乖離することがあります。
価値投資家にとってのチャンスは、この「乖離」を見抜くことにあります。株価が割安なときに買い、その後市場が徐々に理性的に戻れば、株価は自然と本来の価値へと修正されていきます。
さらに企業から支払われる配当も加わることで、投資家は時間を味方にしながら安定的にリターンを積み重ねていくことができるのです。
では、どのような人が価値投資に向いているのでしょうか。
価値投資は基本的に、1つの銘柄を長期保有することを前提としています。そのため常に相場を監視したり、短期的な値動きを追いかけたりする必要はありません。したがって、普段は仕事で忙しく時間の限られたサラリーマンの方にとって、挑戦する価値のある投資法といえます。
さらに、価値投資はデイトレードや短期的なテーマ株の追随と比べ、リスクが相対的に低い傾向があります。これはリスク許容度の低い投資家にとって大きなメリットとなります。
価値投資の核心は、市場の感情に流されるのではなく、企業のファンダメンタルズに基づいて本来の価値を見極めることにあるのです。
もちろん、価値投資は「寝ていても儲かる」ようなものではありません。
なぜなら、多くの場合は株価が下落している局面で買いに入る必要があり、市場の流れに逆らう場面が少なくないからです。そのためには、企業の収益構造を丁寧に調べる時間も欠かせません。
価値投資家を目指すなら、忍耐力や継続力はもちろん、業界全体の見通し、企業収益の分析、さらには経済動向の把握といった力も必要になります。
言い換えれば、価値投資とは短距離走ではなく、むしろフルマラソンに近い取り組み方だといえるでしょう。
では、長期保有に値する銘柄をどのように選べばよいのでしょうか。ここでは私から4つの選定方法をお伝えします。
一、企業の内在価値と業界の将来性を見極める
価値投資の核心は、企業そのものの内在価値にあります。銘柄を選ぶ際はまずファンダメンタルズを確認しましょう。経営が安定しているか、財務が健全か、長期的な成長力があるか。次に業界の見通しです。人工知能(AI)、半導体、医療などは長期にわたる成長トレンドにあり、今後も注目に値します。加えて政策動向も考慮すべきです。たとえばFRBの利下げはテック株に追い風となる可能性があります。良い企業が将来性ある業界に属していれば、市場平均を上回るリターンを得やすくなります。
二、PER(株価収益率)を観察する
優良企業を見つけたら、次は株価水準が妥当かどうかを判断します。ここでよく使われる指標がPERです。
PER = 株価 ÷ 一株当たり利益(EPS)
PERは「投資したコストをおおよそ何年で回収できるか」の目安を示します。同じ業界内で比較すれば、一般にPERが低いほど割安であり、将来の収益力に対する魅力が高いと解釈できます。こうした横比較を通じて、その企業が業界内でどれだけ競争力を持つかが見えてきます。
三、PBR(株価純資産倍率)を観察する
PERに加えて、PBRも一般的な評価指標です。
PBR = 株価 ÷ 一株当たり純資産(純資産 = 総資産 − 総負債)
PBRが1未満であれば、一般的には株価が割安である可能性を示します。
ただし「割安=価値がある」とは限りません。企業が長期的に赤字であったり、属する業界に将来性が乏しかったりする場合、その割安さは「バリュートラップ(価値の罠)」となり得ます。このような銘柄は、価格が安くても買う価値が低い場合があります。したがってPBRを見るときは、収益力や業界トレンドと必ず併せて判断することが重要です。
四、安定した配当を備えているか
長期保有の過程で企業が安定的に配当を出していれば、投資家にとって追加のリターンとなります。たとえ株価が短期的に上昇しなくても、配当は確実な現金収益をもたらします。現在の日本株の平均配当利回りはおおよそ2.1%〜2.5%程度です。これを長期にわたって上回る安定配当を維持できる企業であれば、長期投資における大きな加点要素と言えます。
ただし、注意しなければならないのは、株式市場には実に多くの影響要因が存在するという点です。マクロ経済、政策動向、市場資金の流れ、さらには国際情勢までもが株価に影響を及ぼします。
したがって、今日お伝えしたいくつかの判断指標は、あくまでも一つの目安にすぎず、銘柄の良し悪しを決める唯一の基準ではありません。価値投資とは必ず総合的に評価を行うべきものであり、単一の指標だけに依存して判断してはいけないのです。

例を挙げましょう。直近の医薬株で言えば、4565 ソーセイグループや 4502 武田薬品工業の株価は下落しました。これは相場全体の弱さに加え、トランプ氏による医薬品関税引き上げ報道の影響を受けたためです。
では、医薬株に将来性がないのでしょうか。もちろんそんなことはありません。医薬業界の成長性自体には全く問題がなく、日本は高齢化が進んでおり、医薬品や医療サービスの需要は増える一方です。各社のファンダメンタルズも依然として堅調です。外部環境による短期的なショックで生じた下落は売却を意味するものではなく、むしろ押し目買いや買い増しの好機と捉えるべきです。
ここで理解していただきたいのは、短期的な価格変動は企業の長期的な価値を変えるものではないということです。真の投資家は「価格の下落」と「価値の毀損」を区別できなければなりません。価格はセンチメントやニュースで揺れ動きますが、価値は簡単には失われません。業界の構造や企業の基礎体力に問題がない限り、腰を据えて保有し、割安圏ではむしろ積極的に仕込むべきなのです。
以上の4つの方法こそが、私が皆さんのために整理した、最も基本的で取り組みやすい入門的な判断基準です。価値投資の理念は決してこれだけにとどまりませんが、学びは段階を踏むことが大切です。まずは基礎をしっかり固め、そこから徐々に理解を深めていくことで、ようやく本当の意味で身につけることができます。学習の過程で疑問があれば、いつでも私のアシスタントにご質問ください。
また、私たちが推奨する銘柄は、厳格な選定を経て、長期投資に値するものだけをお届けしています。皆さんには短期的な値動きに惑わされず、ぜひ忍耐強く保有していただきたいと思います。今後、保有銘柄に関して調整や変更がある場合は、私たちが最優先でお知らせいたしますのでご安心ください。
さらに、私たちは「損失補償」の仕組みを導入しています。万が一、推奨銘柄で損切りが発生した場合には、その損失を補償いたします。これは投資家の皆さんへの責任であると同時に、AI取引戦略への絶対的な信頼、そしてアナリストチームの分析力への自信を示すものでもあります。
最後に、皆さんへ2つの良いお知らせを共有します。
1つ目は、来週10月6日、私の先生である水野先生がグループに正式に参加し、授業を開始される予定です。
水野先生は約30年にわたる投資経験を持ち、複数の市場に対して深い理解と豊富な実践経験をお持ちです。必ず皆さんに、より実用的で役立つ投資手法や考え方を届けてくれます。
二つ目は、皆さんの学習意欲を高めるために、特別企画として「毎日サインインでポイント獲得・ポイントで抽選に参加できるイベント」を開始します。毎日欠かさずサインインして学習を続ければ、自然とポイントが貯まり、同時に良い学習習慣も身につきます。
景品も豪華で、一等賞は注目の「トヨタ・センチュリーSUV」です。そのほか、ビットコインやイーサリアムといった暗号資産のプレゼントもご用意しています。投資知識を学びスキルを高めながら、同時にサプライズやモチベーションを得られる仕組みです。
さらに、事前予約をしていただければ、一度抽選に参加するチャンスがあります。暗号資産の賞品に当選した場合は、Coincheck、bitFlyer、GMOなど、お好きな暗号資産取引所を指定して受け取ることが可能です。取引所の選び方に迷った際は、私のアシスタントにご相談ください。
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