2026年1月17日
皆さん、こんにちは。
赤木隆雄です。
Z-NCCPが正式に始動したことで、運用の軸はこれまでの「取引頻度」を重視する段階から、「資金効率」を最優先するフェーズへと、明確に移行しつつあります。
これまで長期間にわたり実戦取引を重ねてきた中で、
「資金規模が大きくなるほど、利益の安定性は高まり、口座の安全性も向上する」
という結論を、繰り返し検証してきました。
これは感覚的、あるいは直感的な判断によるものではありません。ポジション管理、証拠金の構造、そしてリスクコントロールという観点から見ても、客観的に確認できる事実です。
そのため、今回の計画では資金規模に応じたランク分けを行っています。
資金規模が大きくなるほど、1回あたりの取引におけるポジション比率は自然と抑えられ、通常の市場変動に対する口座の耐性は高まります。
同一の戦略で運用した場合でも、大口資金を有する口座は、反落局面において余裕を持って対応することができ、一時的なボラティリティによってロスカットに追い込まれるリスクは大きく低下します。
リスク管理の観点から見れば、資金規模そのものが一種の「セーフティ・マージン」として機能すると言えるでしょう。
Z-NCCPは本質的にウィンウィンの協力型プロジェクトであり、
成熟した取引システム、明確なリズム、そして統一された実行ロジックが、あらかじめ整備されています。
一方で、参加者の皆さんに求められるのは、
ポジション管理とリスクコントロールを確実に実行すること、それに尽きます。
ただし、グループ取引という性質上、
取引のたびに参加者全員が指示通りに行動しているかを、個別に確認することは現実的に困難です。
そのため、当計画においては「実行力」そのものが、最も重要な選別基準となります。
同時に、実運用の場面で、いわゆる富裕層の方々に重点を置いている理由も、ここにあります。
銀行が富裕層向けサービスを優先するのも、
単に取扱金額の大きさを評価しているからではありません。
その背景にある行動特性やリスクに対する姿勢を重視しているからです。
富裕層の多くは、リスク管理の重要性を十分に理解しており、
ポジションを抑えた状態で、長期的な視点に立った運用を継続しやすい傾向があります。
フルレバレッジや一攫千金を狙った感情的な取引に走る可能性は、極めて低いと言えるでしょう。
Z-NCCPに参加される皆さんには、たとえ短期取引であっても、「投資家」としてのマインドセットを持って相場に向き合っていただきたいと考えています。
相場をいわゆる「ギャンブル」の場として捉えることは、ここではご遠慮ください。
なぜなら、短期取引は必ずしも投機を意味するものではなく、
先物取引も相場を賭けているわけではないからです。
長期的な成果を左右するのは、偶然得られた一度や二度の利益ではありません。規律を守り、リスクに対して一貫した執行を長期にわたって続けられるかどうか、その点に尽きます。
今回、Z-NCCPという枠組みを設けたのは、
運用の場においてポジションを拡大し、リスクの大きさを競うためではありません。
むしろ、長期間にわたり理性を保ちつつ、市場に継続的に参加し続けられるかどうかを見極めることを目的としています。
また、資金規模を拡大させ、これはリスクの限度を試しているのではありません。
逆にリスクをコントロールするうえ、収益を「時間」に委ねて拡大させていくのです。
今回の計画を本質から理解していただいた上で、
これからも長期にわたり共に歩んでいける――
そのようなメンバーの皆さんに、より多くの時間と情熱を注いでいきたいと考えています。
すべての取引を同一のポジション比率で運用すれば、
一見するとリスクも同じ水準に保たれているように感じられるかもしれません。
しかし実際には、運用の難易度や勝率を左右するのは、単なる比率ではありません。
資金規模によって初めて成立する運用ロジックこそが、根本的な要因となります。
ここでまず、一見するとシンプルですが、本質的な問いを皆さんに投げかけたいと思います。
10万円を20万円にするのと、
10億円を20億円にするのとでは、どちらの方が簡単に達成できるでしょうか。
収益率だけを見れば、両者はまったく同じです。
しかし、おそらく多くの方が直感的に「10万円を20万円にする方が簡単だ」と答えるのではないでしょうか。
この判断自体は、決して間違いではありません。ただし、皆さんがそう感じる背景には、ある前提条件が無意識のうちに存在しています。
それは、現在の思考の枠組みが、依然として個人投資家の発想に基づいており、たとえ大きな資金を扱う立場にあっても、
運用スタイルそのものは小口投資の延長になりがちだ、という点です。
資金だけが増え、思考や手法がアップデートされていなければ、
その先で直面するのは「チャンス」ではなく、「リスク」です。
もしギャンブルのように、一度の取引で手持ちのチップすべてを賭けるのであれば、それが10万円であろうと、10億円であろうと、本質的には単なる確率に依存した博打に過ぎません。
そのような運用では、資金規模が大きくなればなるほど市場の中で目立つ存在となり、価格変動の影響を受けやすい標的になってしまいます。同時に、センチメントの揺れやスリッページ、
そして誤った意思決定が生じやすくなり、結果としてさらなる損失へと繋がっていきます。
それは、本来あるべき資本運用の姿ではありません。
資金をある程度まで積み上げ、
同時に体系化された戦略とチームとしての支えが整ったとき、
はじめて本質的な変化が起こります。
それは、取引ロジックそのものが根本から変わる段階です。
このフェーズでは、もはや個人として一人で勝負する取引ではありません。
リソースの統合、リズムの管理、そしてリスクの分散――
そうした多角的な運用へと、構造自体が進化していきます。
この段階で問われるのは、
「誰がより大胆に賭けられるか」ではありません。本来コントロール不能であった不確実性を、
いかに管理し、分散させ、耐えられる構造へと変えていけるか――その能力こそが、競われるポイントとなります。
だからこそ、適切な資金管理と実行システムがあれば、10億円を20億円にする方が、10万円を20万円にするよりも早く、安定性も高いと言えるでしょう。
理由はシンプルです。
十分な資金規模があれば、
一回の取引におけるリスクを大幅に抑えることができ、
段階的なエントリーと決済によって、感情的な取引を避け、
「時間」と「仕組み」で結果を導き出すことができる。
運任せにする必要がなくなるのです。
この段階に達すれば、市場の結果を「受け身で受け入れる側」から、自らリズムをコントロールして主導する側へと変わっていくのです。
あえて耳の痛い話になりますが、
極めて現実的なことをお伝えします。
小口資金の場合、市場においては往々にして「賭け」に近いスタイルで勝負してしまいがちです。
一方で、大口資金は、構造・規則・ルールを前提とした視点で、運用が進められています。
この点を本質的に理解できれば、
資金規模そのものがリスクの原因ではないということに、
必ず気づくはずです。
本当のリスクとは、
資金を正しく運用できないことに他なりません。
来週は、正しい方法と構造を前提とした場合、なぜ「10億円を20億円にする方が、よりシンプルで、かつ効率的なのか」その理由を、皆さんに体系的に説明していきます。
これは単なる「スキルの差」ではありません。
「考え方」と「自らの立ち位置」の違いなのです。
いまだ「相場を追いかける」段階にとどまっているうちは、結果を市場に委ねるしかありません。
しかし、考え方をアップデートし、単なる「参加者」から「主導する側」へと転換すれば、得られる結果も劇的に変わります。
ただ市場に流されていると、既存のルールに従い、受動的に結果を受け入れることしかできません。
しかし、ルールを作る側の視点で相場を見れば、
運任せの脇役から、自らの手で結果を創り出す存在へと変わるのです。
来週、当チームはZ-NCCPの参加メンバーに対し、ルールを作る側を実際に体験していただく指導を行います。
明日、その詳細を解説します。
Z-NCCPにお申し込みの皆さんは、ぜひ重要な情報を見逃さないようにしてください。
なお、時間の都合上、取引への参加をご希望の方は、個別にアシスタントまでご連絡ください。