皆さん、こんばんは。

水野修矢です。

今日は日経平均が49,905.80円で寄り付き、前営業日比+606.15円のスタートとなりました。

テクノロジー関連銘柄に後押しされ、寄り付き後は買いが入り、売り圧力を消化し、市場全体に買いムードが広がりました。

非鉄金属、精密機器、証券・商品先物などのセクターが上昇し、相場を押し上げ、日経平均もそれに伴い、50,512.32円で取引を終え、前日比+1,212.67円(+2.46%)の上昇となりました。

ただし、今日の上昇が「今後はリスクがない」ことを意味するわけではありません。


チャートで私が黄色いにマークした箇所を見てください。

日経平均は最近連日で高値を更新していますが、出来高が徐々に減っているのが分かります。

これは投資家の間に慎重ムードが広がっているからです。

売買に参加する投資家が少なくなるため、取引量が落ちてしまいました。

昨夜もお話しした通り、FRBの利下げ観測が強まり、それに伴ってドルが一時的に下落し得るので、円高に進む可能性があります。

このような背景では、海外投資家が日本株から資金を部分的に引き上げがちで、ボラティリティは今後さらに大きくなりそうです。

今も円高圧力が少しずつ表面化しています。

私は前から「10月末に日経平均は一度調整局面を迎える」とお伝えしてきました。

10月29日にFRBが利下げを発表する可能性が高いので、ドルが下がれば円は上がり、結果的に日経平均は上値が重くなるでしょう。

今の相場では、投資家にとって最も取るべき行動は、追随買いではなく、リスクヘッジとポジション管理です。
確かに日経平均は史上最高値を更新しましたが、出来高が伴っていない点には要注意です。

しっかり勉強してきたメンバーなら分かると思いますが、典型的な機関投資家による「高値での売り抜け」のサインに捉えるでしょう。

というのも、株式市場は需給で成り立つ「マッチングマーケット」で、機関投資家が高値圏で株を一気に売却するためには、他の投資家の買いを誘導しなければなりません。

これも期間投資家が売る際に、株価を崩さずに利益を確定していくためです。

機関投資家は膨大な保有量を抱えているため、一度に全て売ると株価が急落し、最悪の場合「相場操縦」として金融庁の調査対象になります。

そのため、株価を大きく上下させないように、時間をかけて段階的に売っていくのが彼らのよく使う手段です。

実際、売る時だけでなく、機関投資家は買いの段階でも同じように少しずつポジションを立てており、底値圏で少し買い、上げ下げを演出しながら個人投資家を振り落とし、そこで安値でさらに買い増していく

――大手機関では、一銘柄の買い集めに半年以上かけることも珍しくありません。

そして売るときも同様に時間をかけて少しずつ利確するよう動作します。

これが最近の日経平均で出来高が減少している理由のひとつです。

また、機関投資家には「翌日売り抜け戦略」を使っており、例えば今日は、大引けの際に急上昇を引き起こしたら、機関投資家は翌日の寄り付きで売り抜けることが可能です。

個人投資家は「引けにかけて資金が流入した=明日も上がる」と期待して、翌朝に買い注文を出してしまいます。

したがって、皆さんにはっきりお伝えしますが、今日の上昇だけで「新しい上昇トレンドが始まった」と判断するのは遠慮すべきで、機関投資家の戦略は常に変化します。

初心者の方は、「なぜ機関投資家は個人投資家に株を買わせようとするのか?」と疑問に思うかもしれません。

実は株式市場というのは機関投資家と個人投資家の「ゲーム」の場であり、この二者は常に相反する立場にあります。

仕組みもシンプルですが、株式市場はカジノのような構造ですので、カジノ自体はプレイヤーの取引から手数料を得て、大口の方はプレイヤーが負けた分を利益とします。

プレイヤーが勝てば大口は損をする、というゼロサムの関係です。

証券会社は単に投資家が取引するたびに手数料を得ています。

つまり誰かが利益を上げるということは、必ず損をしている人が存在します。

最終的に誰が勝つかは、「どちらの取引方法がより優れているか」にかかっています。

たとえば、グループの中で、同じ銘柄を売買しているとします。

高値で買って安値で売った人は損をし、逆に安値で買って高値で売った人は利益を得ます。

その利益は、結局損をした人の資金から生まれているわけです。

ではこの考え方に沿っていけば、なぜ一部の人は常に利益を上げ、他の人はいつも損をしてしまうのでしょうか?

結局のところ、その違いは「心構え」と「認識の差」にあります。



皆さんに紹介した銘柄「7701」を例に、図のように推奨した買いポイントは3935円以下でした。

しかし、実際には3935円を超えて買った人もいるはずです。

仕事の都合だけでなく、心理的な要因もあります。

最初に銘柄を紹介した時、「この株は上がらないだろう」と思って見送った人がいたかもしれません。

ところが2日ほど下落した後に上昇へ転じたうえ、さらに3連騰も見せました。

「やっぱり間違いないはず」って思い、高値で飛びついてしまって、その直後に株価が下がり始めましたね。

「やはり買うべきではなかった」と不安になり、さらに下落するのを心配で今度は焦って売ってしまいます。

そしてまた株価が上がると、「あの時なぜ売ってしまったのか」と後悔する…

これこそが私がよく話す「投資家心理」なのです。

投資で勝つためには、基礎的な知識を身につけるのがもちろん大切ですが、それ以上に大事なのは「安定した心構え」を持つことです。

この点については、今後予定している『市場行動学』の講義の中で詳しく解説します。

機関投資家の心理をどう読み解くか、そして自分の感情をどうコントロールするかに関する内容です。

でも今はまず投資の基礎知識を中心に学んでいき、下ヒゲ陽線と大陽線のパターンから実践銘柄を2つ選びました。

結果として「4911」は2日連続で上昇し、すでに+5%超の利益を実現、「2726」は一時的な調整局面にあります。



2726は23日に紹介した銘柄です。

3日連続上昇の後に少し下げましたが、出来高が減っているため調整としては健全で、むしろ良い買い場を見せました。

業績・テクニカルともに問題はなく、すでに保有している方は引き続きホールドで大丈夫です。

このように、複数セクターの銘柄を組み合わせて保有することで、リスクを分散しつつ利益の最大化を目指していき、これこそが私の基本戦略です。

私の投資スタイルはどちらかといえば「堅実派」です。

そのため、短期的な利益は派手ではありません。

ただし、グループ内には短期トレードを好むメンバーもいますので、そうした方はぜひアシスタントに伝えてください。

私や赤木さんが、短期向けの優良銘柄も随時紹介していきます。

短期取引はリターンが大きい分、テクニカル分析の実践が欠かせません。

ある程度経験を積んだ方であれば、積極的に挑戦してみるのも良いでしょう。

それでは今日の株式市場の分析はこのあたりで終わりにします。

今日の講義は「ローソク足」に関する内容です。

前にもお話ししましたが、ローソク足にはさまざまなパターンがあり、出てきた場所によって意味が異なります。

たとえば、下ヒゲ陽線が安値圏に現れたら底打ちのサインであり、上ヒゲ陰線が高値圏に出現した場合は天井のサインになります。

また、安値圏での大陽線は下値に触れたサインとなり、逆に高値圏で大陰線が出た場合は天井のシグナルです。


たとえば、図に印をつけた箇所では大陰線が現れています。

これは一定期間の上昇が続いた後に初めて大陰線が出た場面で、相場が天井をつけ始めているサインです。

理由はシンプルで、株価が上がり続けてきたので、買いポジションを持っていた投資家はすでに利益を得ており、利益が予期に達すると利確売りの心理が強まります。

特に短期間で急騰した銘柄は機関投資家が大半のポジションを保有しており、最初の大陰線は、まさに機関投資家が利益確定の売りを始めたサインです。

また、前にも説明したように、機関投資家が持ち株を売りたいときは個人投資家に買わせる必要があります。

そうすることで期間の保有株をスムーズに売り抜けられます。

そのため、最初の大陰線を見ると、高く寄り付いてから下げ続けるパターンになっていることがわかります。

そして、この大陰線の前に現れたのは大陽線でした。

つまりこの2日間の動きを合わせてみると、典型的な「上昇してから急落する」のパターンです。

これは機関投資家が個人投資家を誘い込んでいるような動きになりますね。

2つ目の印に出た大陰線も同様に、大陽線の後すぐに現れているため、同じく「上昇からの反転下落」のシナリオです。

まとめると、高値圏での大陰線には要注意で、特に「陽線のあとに大陰線」が出現した場合、

その後に株価が下落へ転じる可能性が高いです。


次に、為替を見てみましょう。

ドル/円(USD/JPY)の30分足チャートを例にすると、明確な下降トレンドの中に価格がいったん上昇し、そのあとに大陽線の次に大陰線が出現する流れとなります。

この大陰線は、空売りの勢いが再び相場で主導権を握り、相場のセンチメントが弱気に転じたことを意味します。

テクニカル的に見ても、これは典型的な空売りシグナルです。

FXトレーダーにとって、このようなパターンを見出した時に、大陰線が出たタイミングでショートポジションを検討すべきです。

価格がさらに下落するに連れ、ショートポジションを持った投資家は利益を得ていきます。

このように、テクニカル分析の原理はどの市場でも共通すると証明し、株式でも、為替でも、暗号資産でも、同じルールをシェアしており、ローソク足が示す「心理の動き」を読み取る力を身につければ、どの市場でも同じようにチャンスを掴めます。


次に暗号資産に入ります。

ビットコインの30分足チャートです。

黄色いマークの部分で示したように、上昇トレンドの終盤に大陰線が現れ、その後に価格が下落局面に入りました。

このタイミングで空売りを仕掛けると、利益を得やすいでしょう。

また、図の赤いマークのように、価格が連続して下落したあとに大陽線や下ヒゲの長い陽線が出現した場合です。

このような時にロングしておけばいいので、こうした判断方法が有効かどうか、ぜひ皆さんも実際のチャートで検証してみてください。

暗号資産やFXの魅力の一つとは「どちらの方向でも稼げる」という点です。

上昇しても下落しても、ロングとショートを正しく判断すれば安定して利益を出せます。

ただし、それには経験の積み重ねが必要です。

運用の際は、チャートに「21日移動平均線」を追加しておくようにしてください。

価格が移動平均線から大きく乖離し、上昇の終盤で陽線のあとに大陰線が現れたとき、この反転サインの信頼性は非常に高いです。

前の講義で説明した「下ヒゲ陽線」「上ヒゲ陰線」「大陽線」も、サポートラインとレジスタンスラインと組み合わせることで、より正確に売買ポイントを判断できます。

トレンドを見極めるときもトレンドラインや21日線を用いって判断し、特に底値を見つける際は、価格が移動平均線を下回り、一定の距離まで乖離した後に下ヒゲ陽線が出現した場合、ロングの勝率は80%以上になりうるので、大陽線でも同じ原理で動いています。

こうした特徴を持つローソク足は、底や天井だけでなく、中途半端の位置にもよく現れ、位置によってサインが異なる点にも前お伝えしたので、この部分については、明日の夜にさらに詳しく解説します。

株式市場でテクニカル分析を十分に身につけると、運用は特定の市場に限られなくなります。

複数の市場で資産を分散・運用していくのが大切です。

たとえば株式、暗号資産、FXなど、それぞれの市場はお互い補足できます。

資金を複数の市場にバランスよく分散させることで、リスクを下げつつ、異なるタイミングでチャンスを掴んでいけます。

市場の間には往々にして連動しています。

ある市場が低迷し下落トレンドに入ると、別の市場の活発度が上がることが多いです。

今のように円安と日経平均の上昇はその典型です。

このような局面では、株式を保有するだけでなく、ドル円をロングすることで、ヘッジや追加の収益を狙うことも可能です。

世界のトップ投資家――バフェット、マスク、キャシー・ウッドなど――彼らが長期的に安定した収益を維持できているのは、単一なる市場に頼らず、複数市場・複数資産への分散投資を行っているからです。

熟練した投資家は、市場の動きに応じて柔軟にポジションを切り替え、主導権を握り、こうして複雑な経済サイクルで長期的・安定的な利益を上げています。

今夜の講義はここまでにしましょう。

今もオンライン抽選イベントしてから約1か月が経ちました。

すでに数名のメンバーが大賞を当てていました。おめでとうございます!

もちろん残るメンバーも引き続き頑張ってください。

アシスタントがよく「1等と8等の当選確率は同じですか?」という質問をいただくとのことですが、もちろん違います。

賞が大きいほど当選確率は低くなります。

ただし、抽選回数を重ねれば、運次第で1等や2等のビットコインを当てる確率が上がります。

ですので、皆さんも引き続き毎日サインインして学習を続けてください。